
日本経済 30年間と残された課題を論座する
いよいよ平成の時代が終わりを告げようとしています。この30年のうち、最初と最後の数年ずつを除いた20年間は「失われた20年」と呼ばれる、経済が停滞した時期にあたります。そのうち15年間は物価が継続的に下落するデフレの時期に重なります。今日は、平成の30年間を振り返り、① 「失われた20年」と呼ばれる経済の停滞はなぜ起きたのか、② そして、2013年以降の景気回復のなかで、その停滞からの脱却に成功したのか、③ これからの日本経済の成長にはなにが必要か、を考えます。